DaVinci Resolve専用のキーボードである、DaVinci Resolve Editor Keyboard。
今日はこれについて書きたいと思います。
DaVinci Resolve 16 – キーボード | Blackmagic Design
革命的な新ツールを搭載。編集、カラーコレクション、プロフェッショナルなオーディオ・ポストプロダクションを単一のアプリケーションで実現できます。
気になるお値段は約12万円。
ちょっとしたカメラが買える値段です。
ただし、本体はメタルで、各パーツもかなり頑丈なものが採用されており、ハードな使われ方にも耐えうるものになっています。
タイトルの「買い」かどうかの結論ですが、「カットページを多用する人は買い」というのが私なりの見解です。
逆に言うと、いきなりEDITページから編集に取り掛かる方は必要ないかもしれません。(全く意味がないというわけではありません)
理由としては、キーボードの配列にあります。
一番左側は、素材のタイムラインへの落とし込み方と、トリム関係、イン点アウト点、それからディゾルブの調整が一通り揃っています。
真ん中のセクションは普通のQWERTY配列(US配列)キーボードです。
そして、右側はトランスポート関連となります。
特に一番右のジョグダイアルはリニア編集を経験している人にとってはかなり馴染みのある使用感になっています。
カットページにおける大まかなフローとしては、ソーステープモードとタイムラインを専用ボタンで切り替えながら、どんどん素材のインアウト点をつけてタイムラインに落とし込んでいく形になります。
この作業が専用キーボードだと相当楽です。
時と場合によりますが、編集の効率は3~5割増しくらいが体感上の使用感です。
カットページを少しでも使われる方は一度使い始めると手放せない武器となりうるでしょう。
ドライバー等のインストールやDaVinci Resolveの設定等も特に必要はなく、USB-Cケーブルでパソコンに繋いでDaVinci Resolveを起動するだけで使い始められるので楽チンです。
以上、DaVinci Resolve Editor Keyboardの簡単な説明でした。
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